※この話は、ストーリー編の第1話と第2話の間に起きた出来事です。
入部した日の夜、8時30分のこと。
ラグビー部でレギュラーをとることを目標としていたので、早速、体を鍛えるために坂を走ることにしました。
そうして、3本目の坂ダッシュを走り終え、坂の上から下ってきていた時、1人の婦人とすれ違いました。
下り終わり、4本目の坂ダッシュを開始!
ウィンドブレーカーの擦れる音が、今までよりも大きく早くなっている。
終盤であったが、レギュラーになることを考えると、自然と足も速くなる。
手を抜かず頂上まで走り抜けようと思っていた時、
「キャアー!!!」
と、目の前から悲鳴が聞こえました。
先ほどの婦人でした。
ただ事ではない様子に、一刻も早く駆け寄ろうと更に加速しました。
「大丈夫ですかーーー!?」
と大声で近づいていくと、婦人は、
「アアアァーー!!!」
と、声にならない声を体からふり絞っていました。
その瞬間に、「オレかよ!!!」と気づきました。
その日の晩、大学からもらった安心ホット電話?みたいなものを初めて利用したのですが、電話先のおじさんは優しく笑っていました。(不安にさせないため?)
翌日、近所にある交番で「たぶん、不審者に間違われたと思うんですけど・・・」と警察に言うと、ニヤッと笑っていました。
こんな感じで、クスッと笑えるような日常編も不定期でアップしていこうと思います。
コメント