【第6話】部室を手に入れよう!

ストーリー

ある日、練習の準備をしていたら、リュウ先輩が息せき切ってグラウンドへ駆け込んできた。
話を聞くと、昔、火の不始末で焼失したサークル棟が新しく完成したので、学生支援課が利用する団体を公募しているということだった。
だが、応募数団体100に対して部室の数は20。
戦績や活動状況を踏まえて割り当てられるので、つい最近立ち上がったばかりのアメフト部には勝ち目はない。

しかし、リュウ先輩の目は死んではいなかった。
今後、活動を拡大していくにあたり、部室の獲得は絶対条件。
何としてでも獲得する必要がある。
そこで、学生支援課にいるグルメ大学アメフト部OBに裏取引を持ちかけることにした。
同じアメフト部のよしみなら、何とかしてくれるだろう。

リュウ先輩の目論見通りいくわけない・・・
と思っていたら、何と大学掲示にアメフト部の名前が記載されていた。

恐るべしアメフト部・・・

何はともあれ、無事に部室を確保!
だんだん、アメフト部らしくなってきました!

次回は、黎明期の僕のポジションについてお話しします。

ー裏話ー
グラウンドを利用する部活動は、グラウンド前にある部室棟を利用することとなっていた。
そのため、新サークル棟が建築された時、グラウンドを利用する団体は既に部室を持っていた状況であり、新サークル棟の抽選には申し込めなかった。
新サークル棟の中に、グラウンドを利用する団体の部室がないのはこのためである。

因みに、この時に獲得した部室を今でも利用しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました