【第2部】低迷編

ストーリー

本当は15ページで描こうと構想を練っていたのですが、大幅にカットしました。
失敗談を盛り込めばキリがなかったので。

第2部は、本当に低迷期でした。
部員が集まらないどころか、この時期の序盤はOB会や監督とも連携がとれていませんでした。

因みに、フラッグで対戦した相手は、認定試合でも対戦したあの大学です。
1年が試合に出て、2~4年生は皆で応援+MG、TRという40人態勢。
対して、こちらは6人で参戦。
そりゃ、スカイインパルスの1年も委縮しますよ…

ただ、終わった後に、監督と話をしたら励ましてくれた。
対戦相手の皆も、応援団みたいな感じでエールを送ってくれた。
あと、私がパスカットした時(この時期はまだ身軽だった)は、敵なのに「ナイスプレー!」と言ってくれて嬉しかった。

その後、大学4年間で廃部から復活は無理だと悟り、休学することで大学の在学期間を延長し、可能性を高めることにした。
因みに、大学の単位は1科目を除けば2年半で取得したので、留年は一度もしていない。
私の行動を問題視する教授もいたが、最高の判定をとって黙らせた。
まぁ、そのせいで、学年またぎまくって授業受けていたから、友達が1人もできな・・・

そして、この体じゃ誰もついてこないので、強い力を手に入れようと筋トレを開始した。
目標は、ベンチプレス120㎏。(当時のMAXの2倍)
最初の1か月は、授業終わりに毎日筋トレを3時間やっていた。

月に1回は、全盛期の先輩と一緒に練習していた。
(8月末、日曜の朝から公園で防具を付けて練習していたら警察を呼ばれて、先輩が違法駐車の犯人に間違われた。)

時間が経つにつれて、時々、急に焦燥感に駆られるようになった。
同期が卒業していく中で、お前は1人で何をやっている。
まだ何もなしていないし、なせる保証もない。
やっぱり、ラグビーを続けとけば良かっただろうか・・・

体育館のベンチ台で天を仰ぎながら、そう思った。
第2部の9割9分は楽天的だったが、たった1分だけ、そう思ったのを覚えている。

ここから、どうやって復活までたどり着いたのか。
次回は、いよいよ、そのカギを握りたくる人物が登場します。
第3部も、楽しみにしていてください!

【勧誘で学んだこと】走り書き
新入生の勧誘は精力的に行った。
「先に相手が興味のあるスポーツのどこに魅力を感じているのかを聞き出して、アメフトで該当する魅力を集中的にぶつける」ことで、30名近い新入生を入部寸前まで持って行けたのですが、部員が1名だと知ると去っていった。
トライアスロン部、ラグビーの国体選手×2、ヨットの国体選手など、有望な1年もいただけに残念だった。

勧誘は食堂付近で「君何かスポーツやってる?」といきなり話しかけて、そのまま後ろ歩きで前を先導して歩きながら喋るという感じでした。
失礼かもだけど、友達感覚でいきなり話しかければ、皆、何かしら返答してくれる。
無視されたことは1回もない。
下手に自分は何部だとかサークル何か決めた?とか聞くと警戒される。
あと、ビラ持ってると勧誘されると察知されて警戒されるので、ビラは持っていなかった。

それから、毎年1人は絶対にアメフト大好きマンが存在しているので、そいつは逃がすな!

勧誘するなら、体が小さい人がした方が良いと思う。
体が大きくなるにつれて、勧誘しても俺には無理だ…となって話すら聞いてもらえなくなる。
100㎏超えたあたりからその現象が起きた。
体が小さければ、こいつにできるんだからってなるんだぞぞぞぞぞぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました